「Nagataniの彫刻の表現様式は壊れやすさと共に均衡バランスで成り立ち、絶え間ない緊張感が漂っている。
彼の彫刻は、人生の最も深い奥義を静けさの中で呼び起こすものなのです。」 建築家マリオ・ボッタ
建築家マリオ・ボッタ事務所にて
イタリア・ミラノで40年以上に渡って活動して高い評価を受け、建築家マリオ・ボッタも認めた彫刻家・長谷京治が日本帰国後初の個展を開催します。
またイタリア・ミラノのAlmach Art Galleryでも同時開催いたします。
長谷 京治(ながたに きょうじ)
東京造形大学彫刻科卒業。東京芸術大学大学院工芸科鋳金専攻修了。
1978年渡伊。1984年イタリア給費留学生としてイタリア国立美術ブレラアカデミ―彫刻科卒業。エンリコ マンフリー二教授、アリック カヴァリエーレ教授に師事。装飾美術科専攻。シエナ、ヴェニス,トリノ、ローマ、シラク―ザなどイタリア国内他スロヴェニア招待個展。サヴォーナ国際陶器彫刻部門受賞、フジサンケイ彫刻の森ビエンナーレ現代彫刻展受賞、ブガッティ賞彫刻部門受賞,スルモーナ国際美術展招待、インドロモンタネッリ文化芸術協会彫刻部門受賞など多数。2000年にはヴァチカン法王庁より大聖年の為の宝飾箱の依頼。ローマ サンジョヴァンニインラテラーノ大聖堂に奉納。ピオルテッロ市チヴィリーノ広場、キエーザインヴァルマレンコ市展望台広場、パラッツォヴィアガッバ中庭、セリアーテ建築土木職業訓練高校中庭など。日本では箱根彫刻の森美術館、美ヶ原高原美術館、八王子文化会館ホール、吉川市駅前公園モニュメントなど。現在、イタリアと日本を主に制作活動。
主な作品
「トリアデ」大理石 トスカーナの個人邸
「記憶の門」蛇紋石 キエーザ イン ヴァルマレンコ展望台広場
「風の椅子」ブロンズ 箱根彫刻の森美術館
「天と地の狭間で」ブロンズ
「全てはここから始まる」ブロンズ・金箔貼りレジン