単純なかたちが一定のルールでつながり、全体を構成するしくみは、人工物、自然現象を問わず現れる普遍的な原理です。美術家の野老朝雄はこの原理を「個と群」と呼び、多様につながる作品群を生み出しています。東京大学教養学部で開講された授業『個と群』(文理融合ゼミナール)で行われた「個と群」の実践をきっかけとし、協働の輪がつながり、広がりつつあります。創造のプロセスから生まれたArtifacts(副産物)からは、芸術、科学、情報、工学、数学をまたいだ豊かな学際的研究領域が広がっています。CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展02 では、かたちをつくることから始まる学術の連鎖を紹介します。
つながるかたち展01の様子
photo:Choku KIMURA
お問い合わせ:tachilab-info-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
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東京大学芸術創造連携研究機構シンポジウム「芸術がつなぐ学術の協働」
日時:2022年11月5日(土)14:00-17:00 Zoom Webinar
主催:東京大学芸術創造連携研究機構
後援:公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
聴講:無料