この度、iloonの個展「バリ・スケープ｜burrscape」をTIERS GALLERYにて開催いたします。
iloon、本名ショウコウ。
北京生まれ、イギリスのUniversity of Liverpool 電気工学卒業、中国原子力科学研究所に勤務後、2021来日しデザインを独学で学び、武蔵野美術大学基礎デザイン学科に編入学、今東京藝術大学デザイン科大学院在籍。
instagram: iloon___
バリは、加工によって生じる不要な突起やギザギザであり、一般的にはネガティブな要素と考えられている。
とはいえ、鯛焼きのバリが好きな人も多い。
印刷工程のかえりやトンボ、製本のイカ耳、3Dプリンターのサポート材など、いずれもバリのような最終的には不要とされる中間生産物や残留物、副産物、付属物にあたる。こうした目立たないものや、ふだん見られないものに、なぜか面白さを感じてしまう。
ところで、その「なんか面白い」って、一体なんなのだろう。
漠然とした感覚をつかまえ、根本を突き詰めて考え、そしてかたちにする。
ムサビの基礎デザイン学科に在籍していたとき、卒業制作ではこうしたアプローチを試みました。
今回はその続編として、プラモデルのランナー、食パン袋のバック・クロージャー、お弁当のバランをモチーフにした、新作3シリーズを展示します。
会期は短いですが、ぜひ足をお運びいただけましたら嬉しいです。
iloon、本名ショウコウ。
北京生まれ、イギリスのUniversity of Liverpool 電気工学卒業、中国原子力科学研究所に勤務後、2021来日しデザインを独学で学び、武蔵野美術大学基礎デザイン学科に編入学、今東京藝術大学デザイン科大学院在籍。
instagram: iloon___
バリは、加工によって生じる不要な突起やギザギザであり、一般的にはネガティブな要素と考えられている。
とはいえ、鯛焼きのバリが好きな人も多い。
印刷工程のかえりやトンボ、製本のイカ耳、3Dプリンターのサポート材など、いずれもバリのような最終的には不要とされる中間生産物や残留物、副産物、付属物にあたる。こうした目立たないものや、ふだん見られないものに、なぜか面白さを感じてしまう。
ところで、その「なんか面白い」って、一体なんなのだろう。
漠然とした感覚をつかまえ、根本を突き詰めて考え、そしてかたちにする。
ムサビの基礎デザイン学科に在籍していたとき、卒業制作ではこうしたアプローチを試みました。
今回はその続編として、プラモデルのランナー、食パン袋のバック・クロージャー、お弁当のバランをモチーフにした、新作3シリーズを展示します。
会期は短いですが、ぜひ足をお運びいただけましたら嬉しいです。