世界最高峰のデザイン賞 iF DESIGN AWARD 2020 2年連続受賞

20.03.06

日本最大の建築・店舗総合見本市、「JAPAN SHOP 2019」での荒川技研工業 株式会社の展示ブース、「 ARAKAWAGRIP MUSEUM 」が世界最高峰のデザイン賞 iF DESIGN AWARD 2020を受賞しました。




ハノーバー(独)を本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与しています。
IDEA賞 (米)、レッドドット・デザイン賞(独)と並ぶ“世界3大デザイン賞”と言われ、今年は56の国と地域からおよそ7,300件の応募があり、78名のデザイン専門家が厳正に審査された結果、今回の受賞となり昨年の荒川技研工業表参道ショールーム「TIERS」に続き2年連続の受賞となりました。




 荒川技研工業はワイヤーを金具に挿入すれば任意の位置で確実に固定される「ARAKAWA GRIP」の日本の専門メーカー。1975年に世界で初めてこの機構を開発し、現在世界中の建築物・美術館・店舗で使用されています。
 
「 ARAKAWA GRIP MUSEUM 」
と題し、これまでのARAKAWA GRIPの歴史や、歴代のブースデザインや受賞歴を紹介しながらこれからの未来に向けての企業イメージをアピール。撚り合わせて構成されているワイヤーロープをモチーフに、構造壁といくつものワイヤーを交差させブース全体を構築。 ファサードは、複数のワイヤーと照明が重なり、シンプルで美しくインパクトあるデザイン。訪れる人たちに企業イメージを明確に伝える事を目指しました。

デザイン:㈱浦田孝典デザイン事務所  浦田 孝典
施工:タイワ
撮影:ナカサ&パートナーズ  森石 風太
完成:2019年3月 

■「iF DESIGN AWARD」とは
iF DESIGN AWARDは、66年の歴史がある世界最高峰のデザイン賞として広く認知されている。「プロダクト」「コミュニケーション」「パッケージ」「インテリア /内装」「プロフェッショナルコンセプト」「サービスデザイン/UX」「建築」の7つの分野で、世界中から集まった審査員が厳正な審査を行い、毎年卓越したデザインが選定されている。国際的に有名なiFブランドはデザイナーだけでなく、メーカーとユーザーを結ぶ信頼の証のシンボル。