【TIERS GALLERY 展示会】『Existence of Line – 線の存在』村越 淳 x 荒川技研工業

19.10.09


荒川技研工業株式会社(本社:東京都渋谷区・代表取締役社長:荒川 創)は、 2019 年10 月18 日(金)より本社3F に併設しているTIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)にて、 デザイナー 村越 淳による初の個展『Existence of Line – 線の存在』展を開催いたします。

『Existence of Line - 線の存在』村越 淳 x 荒川技研工業 
昨年から村越 淳が取り組んでいるARAKAWA GRIP の特徴を最大限に介して成立した作品〈Equilibrium〉(イクイリブリウム・平衡の意)を中心とした初の個展を開催します。

素材をクリエイティブな発想で自由に実験することを通してデザインの可能性を考察し広げる運動体[Experimental Creations]ならびにミラノ・サローネ[Ventura Future 2019]において発表した〈Equilibrium〉。木製円筒形ユニット(直径10mm)にワイヤーを通しながら連なりをつくり、両端をARAKAWA GRIPで締めることによって、空間の宙空に、有機的な線状のオブジェを顕在化させました。これはワイヤーの引っ張ろうとするテンションと木製円筒形ユニットの釣り合いを保とうとする力がARAKAWA GRIP の特徴を最大限に介して成立した作品です。

今回の初個展『Existence of Line - 線の存在』では、〈Equilibrium〉シリーズをはじめ、これまで発表してきた作品の数々を、あらためて「線」という要素で紐解いていきます。

「線の存在は、平面に限らず立体や空間の中にも見てとることができます。それは表面に刻まれた模様であったり、際立ったエッヂや背景との境界にできる輪郭、さらには構造を意識した際の骨格であったりします。一方で、目の前に現れたその線は実在するのでしょうか、それともあなたの脳が作り上げた想像上の産物でしょうか」

本展を通じてあらゆる所に潜む線の存在を認知し、線が持つ多様な表情を感じ取っていただければ幸いです。

『Existence of Line - 線の存在』
◇ 会 期:2019 年10 月18 日(金) - 11 月4 日(祝)
◇開場時間:12:00 ‒ 20:00(平日)
10:00 ‒ 20:00(土日祝)
◇ 会 場:TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)
東京都渋谷区神宮前5-7-12(荒川技研工業本社3 階)
◇入場:無料

東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A1出口より徒歩3分 / 東京メトロ副都心線・千代田線「明治神宮前駅」4番出口より徒歩4分 / R山手線「原宿駅」表参道口より徒歩10分

◇主催:荒川技研工業株式会社 / Jun Murakoshi Design
◇グラフィックデザイン:Eriko Kawakami
◇プレス:夏目康子(レプレ)
◇プロジェクトマネジメント:上野侑美(Experimental Creations)