from GRIP  04  /  Takanori Urata

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グラデーションを描きながら重なり合うワイヤー

浦田孝典

グラデーションを描きながら重なり合うワイヤー – 浦田 孝典
(撮影/ナカサ&パートナーズ)

日本最大の建築・店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2019」にて、展示ブース「ARAKAWA GRIP MUSEUM」をデザイン。これまでのARAKAWA GRIPの歴史や歴代のブースデザイン、受賞歴を紹介しながら、未来に向けての企業イメージをアピールした。ワイヤーに関わる金具メーカーらしさを、ひねり合わせて構成されているワイヤーロープをモチーフに表現。構造壁といくつものワイヤーをクロスさせ、ブース全体を構築した。複数のワイヤーと照明による光が重なり、美しくインパクトのある、企業イメージを明確に伝えるブースデザインとなった。〈文/浦田孝典〉

浦田孝典

浦田孝典

浦田孝典デザイン事務所・sunsetclimax

桑沢デザイン研究所を卒業後、吉岡徳仁デザイン事務所を経て、2010年に株式会社浦田孝典デザイン事務所を設立。2014年、アウトドアギアブランド・sunsetclimaxを設立。GOOD DESIGN AWARD、iF DESIGN AWARD、German Design Awards、A'design AWARDなどを受賞。

https://www.urata-design.com/

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