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点・線・面による空間構成を 錯覚を持って体感する

SOL style

点・線・面による空間構成を 錯覚を持って体感する – SOL style
撮影/荒木文雄

店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2015」での、荒川技研工業のブースデザイン。イマジネーションを刺激し、その美しさを体感することで、ワイヤーシステムに秘められている無限の可能性を演出した。
全ての空間は、点・線・面で構成されている。その空間のあり方を目の錯覚を持って体感する。点を結ぶことで線へ。線を集合させることで面へ。面の軸を変えることで3次元の面へ。面にアクリルをつけることで点へ。
ニュートラルな空間は、波のようであり、ネットのようでもある。ワイヤーシステムはセンサーを組み込むことで、スイッチにも姿を変える。ワイヤーに触ることで照明の色が変わると、アクリルは魚が泳ぐようでもあり、トンボが飛ぶようにも見える。〈文/SOL style〉

伊東裕 / 劔持良美

伊東裕 / 劔持良美

SOL style

プロダクトから建築、インテリアまで「FUN & FUNCTION」をキーワードに、求めるもの・形にできない想いを「在り方」からデザインする。世界各国のインテリアからパビリオンまで、多岐にわたり活動。国内外のデザイン賞を50賞以上多数受賞。

https://www.sol-style.info/

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