店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2015」での、荒川技研工業のブースデザイン。イマジネーションを刺激し、その美しさを体感することで、ワイヤーシステムに秘められている無限の可能性を演出した。
全ての空間は、点・線・面で構成されている。その空間のあり方を目の錯覚を持って体感する。点を結ぶことで線へ。線を集合させることで面へ。面の軸を変えることで3次元の面へ。面にアクリルをつけることで点へ。
ニュートラルな空間は、波のようであり、ネットのようでもある。ワイヤーシステムはセンサーを組み込むことで、スイッチにも姿を変える。ワイヤーに触ることで照明の色が変わると、アクリルは魚が泳ぐようでもあり、トンボが飛ぶようにも見える。〈文/SOL style〉