
海苔とワイヤーシステムが織りなす、 新たな素材の可能性
「ミラノデザインウィーク2023」の開催に合わせ、「Almach ArtGallery」で、荒川技研工業が主催する展示会が開催された。会場では、コンテンポラリーデザインスタジオのwe+が、素材の可能性を探究する「海苔」と荒川技研工業のワイヤーシステム「ARAKAWAGRIP」を組み合わせたインスタレーション「Less, Light, Local」を発表。ガラスや木材など異素材との組み合わせにより軽やかな空間を生み出してきた「ARAKAWA GRIP」と、丈夫で軽くサステイナブルでもある「海苔」が生み出す、新たな可能性が提案された。
we+の林登志也氏と安藤北斗氏は、「これからのプロダクトのあり方を模索すると共に、海藻大国日本から海苔の新たな活用方法を発信したいと考えた」と振り返る。