ARAKAWA PRODUCTS 03
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012ARAKAWA GRIP使用上のご注意警告注意注意事項・ 製品を取付ける箇所の強度を確認し、荷重に耐えられるよう適切なサイズの  ネジやアンカーを使用して確実に取付けてください(図1)。・ 金具を取付ける方向 (上下) が正しいことを必ずご確認の上ご使用ください(図2)。  金具は逆向きの状態ではワイヤーを保持できないため落下し、大変危険です。・ ワイヤーが金具に十分挿入されていることを荷重をかける前に確認してくだ  さい(図3)。挿入が不十分な場合、落下によるケガや破損の原因となります。・ 金具には適合するワイヤー径より細いワイヤーは使用しないでください。  ワイヤーが抜ける場合があり大変危険です。・ 製品の分解や改造は絶対にお止めください。・ 自在タイプの金具をご使用になる場合、許容角度以上に傾斜させて使用する  ことはお止めください。金具がワイヤーを十分に保持できずに落下する恐れが  あり、ワイヤーも折れて使用できなくなります(図4)。・ ワイヤーには折れ・素線の切断・潰れなど異常がないことをご確認の上ご使用  ください(図5)。  異常があった場合は使用を中止し、新しいワイヤーにお取り替えください。・ 製品を故意に強く引張ったり、揺らしたりすると吊り元が破損したり展示物が  落下する恐れがあり大変危険です(図6)。お子様が遊んだりしないようご注意  ください。・ 人が乗ったり、ぶら下がるなどの人命に関わる用途には絶対に使用しないで  ください(図7)。・ 揺れや荷重の不均等により、1箇所のワイヤーや金具に思わぬ負荷が集中する  場合があります。  許容荷重には余裕を持って製品をご選定、ご使用ください(図8)。・ 許容荷重を超えて使用した金具の再使用はお止めください。金具内部の破損  などの原因で十分な強度を得られなくなっている場合があり大変危険です。図5図3図8図4図2・潰れている・折れている・素線の破断許容角度図7図6図17・ ワイヤーを張る方向と金具の方向が一直線上になるようにして使用してください。  斜めに張るときは、自在タイプの金具(AMT-2, AT-2, BS-32+T, BT-32+T, SF-32,   SF-32+T, SF-33+T, TF-32+T, MF-32+T-Sなどカタログ中に    のマークが  ある品番 )をご使用ください(図17)。・ ワイヤーを張った状態で故意に過度の荷重をワイヤーにかけないでください。たる  みの原因となります (テンショングリッパーによる手摺張りの場合) 。・ 素手でワイヤーを強く引っ張らないでください。ケガの原因になります(図18)。・ エクステリア用以外の製品は必ず屋内でご使用ください。・ テンショングリッパーを構造体としてご使用することはお止めください。・ Sタイプ - ストッパーキャップ型の金具を使用する場合、ストッパーキャップ  は必ず締付けてご使用ください。・ 取付けた棚やパイプに商品などを載せると、重量による伸び等のためワイヤー  の張りがゆるむことがあります。その場合、再度床側の金具でワイヤーを張り  直してゆるみを取ってください(図19)。・ 施工時に使用前の金具内部にワイヤーの切りクズや塵などが詰まったり、永年  のご使用により内部にホコリが溜まるなどの要因により、金具がスムーズに動  かなくなる場合があります(図20)。その場合、使用を中止し新しい金具への  交換をお願いいたします。・ カタログに記載された各製品の使用例をご参照の上ご使用ください。また、使  用方法についてご不明な点がありましたら当社までお問い合わせください。・ ご使用に際しては必ずお客様にて事前に仕様確認を行い、使用目的に適合する  かどうかをご確認ください。図1 図18図9図10図11図12図14図15図13図16・ 吊り下げ作業は事故防止のため、必ず2名以上で行ってください(図9)。・ 安全のため、必ず当社のワイヤー製品( SUS304,7 × 7 ヨリ)をご使用  ください。他社のワイヤー製品を使用した場合、錆や強度低下の原因と  なる場合があります。・ ワイヤーが吊る物・壁・柱など建築構造物に接触しないようにご使用  ください。ワイヤーに傷がつき強度低下の原因となる場合があります。  直接接触しないように、ワイヤーの保護をお願いいたします。・ ワイヤーに強い張力が加わっている状態では、人が揺らしたり、ぶつかっ  た時の衝撃などで許容荷重を超えてしまう場合があります(図10)。  人が手を触れる場所でご使用になる際は、危険防止のため許容荷重には  余裕を持って製品をご選定いただけるようお願いいたします。・ 展示物を中空に吊り下げる場合、揺れた時に周囲にぶつかるなどして壁面  や展示物が破損する事があります。金具の選定・施工時には展示物の周囲  に十分な間隔が取れるよう、余裕を持った配置をお願いいたします(図11)。・ 先端がほつれたワイヤーは指先などに素線が刺さる場合がありますので、  お取扱いには十分ご注意ください(図12)。また、先端がほつれた状態では  器具に挿入できなくなりますので、新しいワイヤーにお取替えいただくか、  ワイヤーの先端をカットしてご使用ください。・ お客様ご自身でカットしたワイヤーを使用する場合、ほつれ防止のため  ワイヤーの先端にハンダ処理をしてください。・ レールとレールアタッチメントの許容荷重は、ワイヤーを垂直に吊り下げ  てご使用になる場合の許容荷重です。それ以外の使い方でご使用になる  場合、当社までお問い合わせください。・ 中間着脱タイプの金具を使用する場合、取付け後にスリットの奥までワイ  ヤーが入っていることを確認し、一度上下にスライドさせてからご使用  ください(図13)。・ 自在タイプの金具は傾斜張りに対応するように自由に回転しますが、金具  が回転しない逆の方向に力が加わるような使い方は絶対にしないでくださ  い。金具の破損の原因になるばかりか思わぬ事故の原因となります(図14) 。・ 床でワイヤーを張る金具(AM-23, BS-23, SF-23, MF-23など)を扱う際は必  ず手で操作し、ワイヤーを強く張り過ぎないようご注意ください。  張り過ぎはワイヤーの切断や金具の破損の原因となります(図15)。・ 吊っている対象物を回転させるなど、ワイヤーに常にねじれの力が加わる  状態でのご使用はお止めください(図16) 。ワイヤーが金具から抜ける場合  があり大変危険です。図19図20

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